よくある質問
Q&A迷走神経反射とは
迷走神経反射とは、迷走神経(第Ⅹ脳神経・副交感神経)の過活動により、徐脈・脳血流の低下を経て、意識消失(失神)を生じます。
ほか、頭痛・吐気、めまい・ふらつき、あくび等も生ずることがあります。
誘因である、強い痛み、長時間の立位・運動、そして心理的なストレスなどを回避し、安全・安心な環境に身を置くことが第一です。
医療環境においては、採血・注射時の針刺しにおいて、不安・緊張、恐怖を覚え、最後に痛みを生じた際、顔面蒼白、全身脱力となり、そばの椅子やベッドに倒れ込む姿が時々、見受けられます。針刺しが大変苦手な場合、事前準備として、施行者へ伝え、不安や痛みを取り除くため、心身へのケアを行ってから施行することが望まれますね。