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運動療法

 

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「運動療法」

無酸素運動
酸素を消費せずに行う、短時間限定の重度の運動、筋トレなど

筋力の増強、基礎代謝量の増加など
運動後 1-2日「超回復」が必要にて、週2-3回程度

有酸素運動
酸素を消費しつつ行う、長時間継続可能な軽度・中度の運動、散歩、水泳など

心肺機能の向上、生活習慣病の改善、認知機能・抑うつ症状の改善など
脂肪が燃焼するために、20分以上、運動を継続、毎日できる
夕方が交感神経の最も亢進している時間帯のため、脂肪燃焼しやすい
寝前に運動を行うと、脳神経が興奮、不眠の一因になる✖

酸素運動→酸素運動の順に、連続して行うと、脂肪燃焼しやすい

運動療法例
ストレッチ(約10分)筋力トレーニング(約30-60分) ウォーキング等(約30-60分) ストレッチ(約10分)

 

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「運動にまつまわる諸情報」

・「健康づくりのための身体活動指針(厚生労働省)」子どもから高齢者までの基準を科学的根拠に基づき設定
・18歳未満:毎日60分以上 楽しく体を動かすこと
・18‐64歳:3 METs以上  身体活動を毎日60分(23METs/週)“3 METs” とは歩行以上の身体活動
・64歳以上:強度を問わず 身体活動を毎日40分(10METs/週)

MET. Metabolic Equivalent. 運動強度は、体重1kgあたりに身体に取り込まれる酸素量が指標とされます。
しかし酸素量は分り辛いため、METという単位が使われます。
安静時の酸素摂取量3.5ml/kg/分を”1″とした時、その運動で何倍のエネルギーを消費できたかで運動強度を示した単位です。
例えば、2.5:子ども世話 3.0:普通歩行 5.0:速く歩く 8.0:階段を上る、サイクリング 9.0:ランニング 10.0:水泳

・トレーニングの「3原理」
過負荷:
ある程度の負荷により効果は出る

 特異性:身体の部位により負荷を異にする
 可逆性:負荷を止めれると効果も失われる

・トレーニングの「6原則」
 意識性:内容・目的・意義を理解し、積極的に取り組むこと
 全面性:心肺・筋力・柔軟性など、バランスよく高めること
 専門性:競技や健康など、目的に合わせた機能を高めること
 個別性:個人の体力に合わせ決めること
 漸進性:強度・総量・技術を次第に高めること
 反復性:約1年間、規則的に繰り返すこと

「原理」とは自然の摂理、「原則」とは人間の定めた規則

・行動変容ステージ
 無関心期 関心期 準備期 実行期 維持期

 

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「行動変容」

経験により生じる永続的な行動変化、特に健康の維持と増進のため、望ましい行動変化を目的とします。

1新しい行動の開始
2かつての行動の再開
3望ましくない行動の中止
4行動変容
5行動継続


 


 


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「結果期待と効果期待」

 


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「動機づけ面接」

共感を表現する
「傾聴」により過去の「振り返り」を援助する
「受容」は相手の「変容」を促進する
「両価性」は一般的であると心得る

矛盾を拡大する
「変化」は患者「本人」が話すべきである

「変化」は現在の行動と将来の目標の「矛盾」により動機づけられる

抵抗に巻き込まれ、転がりつつ進む
「変化」について「議論」は避ける
「抵抗」
について「反論」は避ける
「抵抗」
は質問を変えるための合図である
「提案」
しても「押し付け」ない
「解答」
は患者「本人」の中にある

自己効力感を援助する
「変化」を信じることが「動機づけ面接」において最重要である

「変化」を選び、「責任」を取るのは、患者「本人」である
「変化」を信じていると、「予測」「現実」となる

 

 

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「運動療法(泰明)」

・「交感神経」が亢進している17時頃より開始すると、脂肪が燃焼しやすいです。
 「有酸素運動(毎日20分以上)」&「無酸素運動(週2-3日)」の組み合わせ。

・「ダンベル体操」筑波大学体育学系・故鈴木正則・名誉教授の発案。
 「12種のダンベル体操」毎日15分、ただし「継続」すること!

・「ステップ・エクササイズ(踏台昇降)」1943年、Harvard大学・心臓・循環器系の
負荷試験として始まり、1980年代、欧米にて、低負荷運動として流行しました。
  約30-60分/回、週2-3回を目標としましょう。

・ “HIIT. High-Intensity Interval Training 高強度・高負荷運動&低負荷運動。

〒104-0061 東京都中央区銀座5-1-15-5階

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